2019年03月05日
福島原発千葉訴訟第2陣とは,いわゆる区域外避難者と呼ばれている6世帯19名(現在の原告数)の原発被害者が,東京電力と国に対し,原発事故による損害賠償を求めている裁判です。
平成29年9月22日に判決が言い渡され,東京高等裁判所へ控訴した「福島原発訴訟第1陣」とは,別の裁判です。
千葉地方裁判所民事第5部(髙瀬順久裁判長)が,本年3月14日(木)14時,千葉地方裁判所201号法廷にて,福島原発千葉訴訟第2陣の判決を,言い渡します。
この点,千葉地方裁判所民事第3部(阪本勝裁判長)は,2017年9月22日の福島原発千葉訴訟第1陣において,国の責任を否定する判決を言い渡しました。 しかし,群馬,福島,京都,東京の各地裁判決では,いずれも国の責任が認められており,もはや国の責任を認める流れは動かし難いものとなっています。
国の責任を認めるのか,区域外避難者の損害についてどこまで認めるのか,千葉地方裁判所民事第5部の判断が下されます。
当日のスケジュールは,下記の予定です。是非とも,傍聴にお越しください。
記
10:50 整理券交付開始@千葉地方裁判所新館正面玄関前
11:20 整理券交付終了
11:40 抽選発表・傍聴券交付@千葉地方裁判所新館正面玄関前
12:10頃 判決前集会@千葉地裁
13:00頃 入廷行進@千葉地裁
14:00 福島原発千葉訴訟第2陣判決言い渡し@千葉地裁201号法廷
15:00頃 報告集会@千葉県弁護士会3階講堂