トップ>福島原発千葉訴訟第1陣 控訴審 提出書面(第1回~第7回口頭弁論期日)
2020年04月23日
福島原発千葉訴訟第1陣(控訴審)は,福島第一原発事故によって千葉県に避難された17世帯43名の方々が,国と東京電力に対して損害賠償責任を求めている裁判です。第1審である千葉地方裁判所民事第3部は,平成29年9月22日,国の責任を否定する判決を言い渡しました。
現在,福島原発千葉訴訟第1陣(控訴審)の審理は,千葉地裁から,東京高等裁判所第22民事部へ移っております。
東京高裁での審理は,第1回口頭弁論期日から第7回口頭弁論期日まで,実施されております。この間,当弁護団及び一審被告らが裁判所へ提出した書面のうち,一審原告らのプライバシーに関する情報が記載されてない書面等公開をしても問題がない書面(国の責任に関する書面)を,下記のとおり,公開いたします。
【一審原告ら・提出書面】
第3準備書面(水密化等の結果回避措置は,日本でも本件原発事故以前に検討・検討されており,「後知恵との批判は的外れである」)
第5準備書面(「原子力は安全・安心」と、原発・絶対的安全性論を唱えてきたのは、国と東電である)
第6準備書面(「長期評価を津波確率論的安全評価にとりこむ」ことは「津波対策をしない」ことと同義である)
第7準備書面(第1分冊)(一審被告国の控訴答弁書第2~第4に対する反論)
第7準備書面(第2分冊)(一審被告国の控訴答弁書第5に対する反論)
第7準備書面(第3分冊)(一審被告国の控訴答弁書第6~第8に対する反論)
第8準備書面(東電元役員刑事事件論告を踏まえた結果回避可能性について)
第9準備書面(「長期評価」を前提とした技術基準適合命令により回避可能性があったこと)
第14準備書面(一審被告国第5準備書面に対する導入的反論・津波の予見可能性)
第15準備書面(構造物・系統・機器の損傷確率(フラジリティ)は浸水高に対してクリフエッジ効果を示す)
第17準備書面(一審被告国の第5準備書面(予見可能性に関する統一準備書面)が誤った事実に立脚していること-主に今村文彦証人尋問結果に基づいた反論)
第18準備書面(「長期評価」の津波地震想定は客観的かつ合理的根拠を有するものであり原子炉施設の安全規制において考慮されるべきであったこと)
第23準備書面(佐藤暁意見書(甲ハ99)が示す,結果回避可能性)
第25準備書面(後藤政志氏及び筒井哲郎氏の意見書を踏まえた結果回避可能性の主張)
第29準備書面(「長期評価」に基づく津波対策は不要とした2002年8月保安院対応が著しく合理性を欠くこと)
第30準備書面(2002年「長期評価」の客観的及び合理的根拠が本控訴審での攻防を通じて明らかになったこと)
第31準備書面(結果回避可能性における重要争点に関する一審原告らの主張~一審原告ら第25準備書面の補足~)
第32準備書面(一審被告国の控訴審第9準備書面に対する反論)
第37準備書面(建屋等の水密化対策のまとめ・電源確保対策及び一審被告国第11準備書面・一審被告東電共通準備書面⑻に対する反論)
【一審被告国・提出書面】